プールサイド
作詞作曲 kodama
Produced by ピイシーズ
校庭の隅 写る空 囁く声が消えていく
邪魔をするのは制服だけで そのまま道連れのテンプレート
真白なバレーシューズ 汚したくないけれど
弾けた水色がそっと 囃し立てた刹那
揺らめくショーウィンドウに沈んだ二人の秘密
むせ返る暑さに捕らわれた淡い青春は何処へ行くの
君がこの過ちに気づく前に硝子細工の海に閉じ込めて このままずっと
まだ冷たくて息も出来ない 急ぎ過ぎた初めてを
繋がった手の体温だけが 許してくれる気がしたんだ
真白のバレーシューズが翡翠の尾ひれに変わる
哀しい人魚姫にはなりたくないの だから
揺らめくショーウィンドウが二人を引き離しても
乱反射した季節外れのページエントが道を照らす
君が物語のように泡になって消えてしまう悪い夢なんて見たくないよ
未来の世界に怯えるだけの純情なんて捨ててしまえ
まだ幼い 何も知らない 眩んだ瞳
愛おしい君のぬくもりが明日も隣に在るなんて
そんな幸せが続くなら もう何もいらない
揺らめくショーウィンドウに 沈んだ二人の秘密
むせ返る暑さに捕らわれた淡い青春は何処へ行くの
君と始めた時間を水飛沫が包み込むから 続いてく 限り無い透明な青